幸せのかたち 2016年1月号
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1 「人生90年時代をデザインしよう」。 先日、そんなテーマで、東京大学の高齢社会総合研究機構、特任教授の秋山弘子先生の講義を受けました。秋山先生は、「ジェロントロジー(老年学)」がご専門です。 日本が世界中のどこよりも早く高齢化していく中、超高齢社会の課題に始まり、生活のあらゆる側面に関わる「老年学」について知識を深めました。 健康で長生きしたい。誰しも思うところですが、生きていれば、何かとあるものです。 うまく歳を重ねる方法とは―。 秋山先生によれば、3つの点に気を付けることだそうです。1.病気や障害のないこと。2.身体機能と、認知機能の維持をすること。3.人生への積極的関与、つまり社会に参加し貢献すること。 私は、3.を聞いて、これまで部分部分、注目してきたことが、一気通貫で理解できる思いに至りました。 人生への積極的関与。社会に参加し貢献すること。このことには、就労(仕事に就く)やボランティアが含まれるそうです。もっと言えば、他人のために動く。利己ではなく、利他の心を持つこと。 健康長寿のために必要な、シンプルなことです。 『幸せのかたち』は、この本を手に取ってくださるすべての人が健康で元気な笑顔になるよう、これからも地域密着の情報を発信していきます。 どうぞここで手にした情報を、ご自分のためはもちろん、ご家族やお友達、お知り合いの方にも広めていただければと思います。 最近、読んだ本をご紹介します。 予防医学研究者の石川善樹さんの一冊。・「つながり」が少ないと死亡率が2倍。・お見舞いにきてくれる人の数で余命が変わる。・孤独は、喫煙より身体にわるい。・作り笑いでも、寿命は2年延びる。 「つながり」とは平たく言えば人間関係のこと。『幸せのかたち』でできる「つながり」をこれからも大切にしていきたいと思います。 いよいよ、2016年が始まります。 新しい年が、あなたにとって笑顔いっぱいの年になるよう、心よりお祈り申し上げます。上手に年齢を重ねる方々とつながって友だちの数で寿命はきまる人との「つながり」が最高の健康法石川善樹 著マガジンハウス 1,404円『幸せのかたち』編集長 米田 洋

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