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金澤編集部ブログ

金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。
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2014.07.31

わたしの好きな金沢


大手堀は金沢の中でも思い入れのある場所の一つです。
学生時代に金沢に移り住んで初めて暮らしたのがこのすぐそばにあるマンションでした。
入学後間もなく、友達もできずに一人過ごしていた春のある夜、
お堀通りで繰り広げられていた花見の宴がなんともうらやましくて、
慣れない土地での学生生活に心細さがいっそう増幅したものです。
当時と変わらず、今も豊かな木々の緑と堀の存在感に癒されます。

みなさんは金沢のどんなところが好きですか?
最新号では地元でご活躍の方々に好きな金沢についてお聞きしています。
ぜひ、お手にとっていただければと思います。

さて、展覧会のご案内です。
本誌「大人の美食図鑑」で毎回素敵なイラストを手掛けてくださっているアマヤギドウ ジュンさんが
石川国際交流サロンで展覧会を開催中です。


ジュンさん、実はライフワークとして妖怪画をたくさん描いていらっしゃいます。
妖怪画といっても決しておどろおどろしいものばかりではなく、
繊細な筆致とやさしい色使いがなんとも儚げで、思わず見とれる作風なのです(わたしの写真ではちょっとわかりづらいですが)。
大正末期建築の趣ある和の空間に展示された作品を眺めていると、
なんとなく背後に気配が・・・なんてことはないですが、
少し涼やかな気分を味わえますよ。


空間とのマッチングもなかなかですよ。
お庭の瑞々しい緑もぜひご堪能ください。


展覧会は8月3日(日)までです。

●アマヤギ堂 展覧会「百鬼夜行の笛の音」
会期/開催中(8月3日(日)まで) 10:00~18:00(金曜、土曜は~20:00、最終日は17:00まで)
会場/石川国際交流サロン(金沢市広坂1-8-14)無料

(編集部/田中佐和)

2014.07.29

里山の羊カフェ


金沢の里山、東原町にある『カフェレストラン樫』へ出かけてみると、
車から降りるなり、かなりの迫力の重低音に彩られた声で迎えられた。
シェフのK杉さん、なんか声が変わっちゃった? と思って声のする方を見てみたら、
なんとそこには立派なサフォーク種の羊が忙しく草を食んでいた。

こんなところで羊を見られるとは。

おいしいごはんが食べられて、立派な羊が出迎えてくれて。
中庭には貫録たっぷりの猫も昼寝をむさぼっている、そんなカフェ。
たまには街中から抜け出して、長閑なカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょう。

(編集部/若林@羊好き)

2014.07.24

あなたの好きな金沢は何ですか?


『金澤』8月号(7月20日発売)が店頭に並んでほぼ一週間。
みなさま、もう手に取っていただけましたか?

今回の特集は「わたしの好きな金沢」。
地元でご活躍の方々に事前にアンケートを実施し、
その回答を「素材」に調理させていただいた企画です。
いつもは自分の足で稼いだ情報を俎上に載せていますが、
第三者の視点や思い入れを取り入れることで、
新たな気づき・発見に驚かされた次第です。

改めて「金沢」という街に向き合えた、大切な機会になりました。
金沢を愛する人たちとの共同作業。
未読の方は、ぜひ、ご覧ください。

※人気シリーズ「美食図鑑」の今回のテーマは“かき氷”。
このリストを参考に、食べ歩いてみてください。

(金澤編集部)

2014.07.17

ビールがすすむグラス。


金澤8月号のエディターズチョイスでご紹介している
高岡町の雑貨店『niguramu(にぐらむ)』さんで
素敵なグラスに出合いました。

見ての通り、とてもシンプルなグラスですが、
ほんの少し底が広がっているので安定感があり、
うすはりほど薄すぎず、かつ、厚すぎないので、
口にした時になんとなくやすらぐというか、ほっとする感じがあるんです。

こちらのグラスは、
イギリスを代表するプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソン氏が
プロデューサーの安東孝一さんの依頼でデザインし、
東京下町のガラス職人の手によって丹念に仕上げられたものだそうです。
安東さんは都心部のレストランや名だたる商業施設などの
アート、デザインなどを手掛けていらっしゃる方で、
金沢では金沢大学医学部附属病院の家具デザインもされているようです。

このグラスで飲むビール、おいしくないわけがありません!
『niguramu』の店主、辻さんは技術者でもあった方で、
仕入れている商品の製造過程や背景にもとても詳しく、
お話をしていると、
手にする商品への興味がいっそう掻きたてられます。
ぜひ足を運んでみてください。
そして、店名の由来をたずねるのをお忘れなく。

●niguramu(にぐらむ)

http://www.buk.jp/

金沢市高岡町18-13

(編集部/田中佐和)

2014.07.11

能登の夏がはじまりました。


先週末、能登町の宇出津でおこなわれた『あばれ祭り』に行って参りました。
数ある祭りの中でも、その名の通り、かなり荒々しいお祭り。
このお祭りを皮切りに、能登でキリコ祭りがはじまるのです。


↑熱かった…!

「あばれ祭り」に行くのは3年ぶり。
お祭りの概要は3年前のブログをお読みいただくとして……(^^)

今回、行く前に、能登出身のカメラマンOさんに『あばれ祭り』について
色々と教えて頂いていた所、
「弟がちょうど祭りに出てるから、一緒によばれておいで」
というお声掛けを頂き、お言葉に甘えてよばれてきました。

この「よばれ」という風習。お祭り当日に各家庭でご馳走を振る舞うという
風習で、玄関や居間の窓を開けっ放しにして親戚や近所の方や、
お祭りの関係者などと一緒に宴会を行うものだそうです。
そういえば美川の『おかえり祭り』でも、「おかえり筋」にあたるお宅で
同じようにされていますね。

というわけで弟さんと合流させて頂き、色々なお宅へお邪魔して
よばれてきたのです。その数、なんと5軒も!

20人くらい集まって大宴会が行われている中に、見ず知らずの私達が席に混ざらせて
いただき、ご馳走になって……しばらくすると「ほな行くかいね~」と、失礼し、
お祭りを見て進みながら、また近くにあるお知り合いのお宅にお邪魔して……
またまたご馳走になって…… 祭りを見て…… またお邪魔してご馳走になって……の繰り返し!
皆さん歓迎してくれて、まるで親戚の家を訪れたかのような気さくさ。
なんともいえないあたたかい気持ちになりました。
「能登はやさしや土までも」という言葉があり、
能登へ訪れる度にその言葉を思い出すのですが、
今回ほど強く実感した時間はありません。貴重な経験をさせて頂きました。

Oさんと瓜二つでユーモアたっぷりの弟さんにも、色々とお祭りの解説をして頂き、
しかも巧みな話術でとっても面白くて、お腹がよじれるほど笑い、
なんとも楽しいあばれ祭りだったのでした。

これから能登の各地でキリコ祭りが続きます。
連休の7月19日~20日は能登真脇地区で「真脇キリコ祭り」が開催されますよ。
夏の、いや一生の思い出づくりに、是非足を運んでみてください。

(編集部/佐々木美絵)

2014.07.08

野趣あふれる田舎蕎麦


「金沢でまたこの蕎麦が味わえてうれしい」
そう思った方は少なくないはず。

『多門』さんの蕎麦です。

高尾町に新たな暖簾を掲げたのは4月のこと。
羽咋や小矢部にあった時は、なかなか訪れることができませんでしたが、
高尾町ならばとさっそく訪問。

場所は変わりましたが、味わいも、
ご主人・地田さんの仕事ぶりも信念も以前と変わらず。
自然の旨みをたっぷり含んだ玄蕎麦を確保し、
時間も手間も惜しまず、石臼で丁寧に手挽き。
玄蕎麦の持ち味をそっくりそのまま活かすためには当然のことと、
事もなげですが、週3日のお休みも製粉のためにあるのですから、
並大抵ではありません。

野趣に富むふくよかな風味、
冴えのある仕上がり。
つゆに漬けるのも惜しい気がして、
そのまま味わいたくなるのです。

【そば切り 多門】
金沢市高尾町ソ48
営業/木・金・土・日曜、祝日の11:30~14:30
※売切れ次第、終了
お休み/月・火・水曜(祝日の場合は営業し、翌日休)
席/14席
P/3台

※現在発売中の小誌『金澤』7月号でも詳細をご紹介しています。

(金澤編集部:東 知愛子)

2014.07.04

「眺めのいい店」番外編。


金澤7月号、好評発売中です。

巻頭特集の「眺めのいい店」特集を取材していたある日、
取材途中に少し時間が空いたので、
卯辰山の中腹の喫茶店へカメラマンさんに連れてきてもらいました。

古くからあるので、ご存じの方も少なくないと思いますが、
『スカイ&ブルー』という喫茶店です。

喫茶店という表現がぴったりの、80年代…?を感じさせるような雰囲気です。
メニューはコーヒー各種に、クリームソーダやコーヒーフロート、
ピラフやドリアなど、ラインナップもザ・喫茶店という印象。

で、こちら。
「眺めのいい店」特集ではご紹介できなかったのですが
ご覧のように見晴らしが抜群。金沢の街並みが一望できます。
窓の向こうは遮るものが何にもなく、眼下に住宅街が。

崖の上、といった場所に建てられているので、
「今の時代ではもうこんな場所に建てられないのではないか」なんて
話をしながら、コーヒータイムを堪能しました。

この季節、夕暮れ時も気持ちがよさそうです。

『スカイ&ブルー』
住所/金沢市山の上町28−18

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(編集部/佐々木美絵)


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