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金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。
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2014.02.06

じみなやさいのじみ


最近、「地味な野菜の滋味」に夢中です。
とりわけ、今が旬のごぼう、大根、長芋といった根菜のおいしさは
この時期、ひとしおです。
そんなわたしの「地味な野菜」熱をいっそう高めたのが、
木倉町に昨秋オープンした『旬房さかい』さんのお料理。

もちろん、旬の魚もとてもおいしくいただいたのですが、
普段脇役になることの多いような野菜のお料理があると、
どんなふうに楽しませてくれるんだろうといっそう期待が膨らむもの。
こちらは「若ごぼうのお浸し」。
ごぼうの茎のシャキシャキとした食感と、
普段口にする根の部分とは異なる瑞々しさがなんとも楽しく、
さらにその味わいは「ごぼう以上にごぼう」!
ほろ苦さとほのかな土の香りに春を感じました。
「若ごぼう」といえば
大阪・八尾市の特産品「八尾若ごぼう」が有名だとか。

「源助大根の風呂吹き」。
箸が「すーっ」と入るやわらかさ。
柚子味噌のいい香りとやさしいお出汁の風味に癒されました。
源助大根がまさに「ごちそう」の主役になっていました。

日本酒のセレクトも楽しく、
好みを伝えると品書きに出ていないお酒も出してくださり、
また、若きご主人のはつらつとした応対も心地よく、
また足を運びたくなりました。
そして、まだしばらく「地味な野菜熱」は冷めそうもありません。

●旬房さかい/金沢市木倉町6-8

(編集部/田中佐和)


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