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金澤編集部ブログ

金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。
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2012.11.24

大地と虹と、夜の森。


全国的にみても、コーヒーの消費量が多いという金沢。
ゆえに、自家焙煎の豆を販売するショップや喫茶店も身近。

そんな金沢で最近、増えているように感じるのが、
店舗を持たない自家焙煎の豆屋さん。

うつわや雑貨を扱うギャラリー『日暮らし』で出合った
この『ギャンバル珈琲』も
そんな豆屋さんのひとつです。

焙煎を手がけているのは、
内灘にお住まいの女性だそう。

シンプルなパッケージもそそります。

「大地」と「虹」という2種類がありましたが、
今回は、「大地」を購入。
酸味のない香ばしい深煎りです。

ちなみに、『日暮らし』で
来月の1日に行われるコンサートでは
『ギャンバル珈琲』さんが、
ドリンク(ビール各種、ワイン、コーヒーなど)を担当するとか。

このコンサートは、
12月1日(土)~12月9日(日)に同店で開催される
安藤郁子さんの陶展「夜の森」にあわせて行われるもの。

安藤さんは、秋田県で活動する作家さんで、
期間中は、オブジェやうつわなどが並ぶそう。

こちらのオブジェ、タイトルは「森へ」。

こちらは、安藤さんが手がけた花入れ。

このほか、茶碗や蓋物なども。

『日暮らし』の入口に掲げられているプレートも、安藤さん作。

コンサートは12月1日(土)16:00から。
石川征樹さんのギター演奏とワンドリンクで1,500円(要予約)です。

作品展「夜の森」にちなみ、
「夜の森」をイメージした演奏が披露されるほか、
コーヒーには「森」という名のブレンドも登場するとか。

当日は、安藤さんも在廊とのこと。

夕暮れ時、しっとりとしたひと時を過ごせそうです。

<問い合わせ>
日暮らし
住所/金沢市湯涌町イ44-3
TEL/076-235-1122

(編集部 品川)

2012.11.20

今月は鴨南蛮。


本日、小誌『金澤』12月号が発売になりました。

今回で、早くも8回目となるシリーズ企画「美食図鑑」。
テーマは「鴨南蛮」です。

これまでのカルボナーラやコンフィ、ひろずなども含め、
取材のお願いをすると、快諾していただきつつも
「でも、どこも同じじゃないの?」と言われることが多々。

ですが、「どこも同じ」と思われがちなオーソドックスなメニューほど、
意外と各店の個性が光るのです。

今回の「鴨南蛮」も然り。
用いる鴨の種類にも、それぞれのお店の思いがありました。
たとえば、こちらはフランス産バルバリー種を使用。

田上の『石臼挽きそば 蕎香(きょうか)』さんの鴨南蛮です。
厚みのある鴨肉がたっぷり。
脂身は少なく、しっとり上品な味わいで、
ボリュームがありますが、さらりといたたけます。

葱の調理の仕方も、各店さまざま。
好みの一杯を、小誌を参考に探してみてください。

※特集は「家づくりのモノサシ」。
ヒントにしたくなる素敵な住まいの実例や、
インテリア情報が満載です。

(金澤編集部:東 知愛子)

2012.11.16

恋しい、あの味


おでんに、シチューに、鍋……
寒くなると恋しくなる、あたたかい食べ物いろいろ。

これも、そのひとつ。

石引のうどん割烹『どんすきー』さんから
テイクアウトした「酒鍋(ささなべ)」です。

「酒鍋」は、地元の酒蔵の酒粕を使ったうどん鍋。
お店の代表的メニューで、40年にわたるロングセラーとのこと。

箸を入れれば、酒粕の香りがふわりと漂い、
旨みたっぷりのスープが体に染みわたります。

通年楽しめるメニューですが、寒い季節にいただくのは、また格別。
酒粕効果も手伝ってか、体がほかほかと温まります。

お店で味わうのはもとより、持ち帰りも可能で、
この日は、自宅でぐつぐつしました。
上の写真はその時の様子です。

テイクアウトの「酒鍋」は、
素材とだしが別々になっていて
だしを注いで、容器のまま火にかけることができます。

2層になっている下の層が酒粕。
この酒粕入りのだしが、きっと、おいしさの秘密なのでしょう。
だしの旨みと、素材の旨みが溶け合って
「酒鍋」ならではの味が生まれるのだと思います。

ときどき、「酒鍋」をイメージして
酒粕を入れた鍋を自宅でも作ってみるのですが、
この味はなかなか真似できません。

そして、忘れてはならないのが、麺。

国産小麦100%の自家製うどんです。
煮込んでもしっかりとしたコシがあり、美味。
もちもちとした食感がたまりません。
麺だけでもテイクアウトが可能です。

ちなみに、『どんすきー』さんは、讃岐出身の先代が創業。
40数年前に金沢で初めて讃岐うどんを売り出したお店だそう。

「酒鍋」はもちろん、この季節は熱々のカレーうどんもおすすめです。

(編集部 品川)

2012.11.14

里の秋


冴えないお天気の日が続きますが、
先週末の久しぶりの晴れ間に、ドライブがてら白山方面へ。


金剱宮前もこんなにきれいに紅葉していました!


ゴンドラからも紅葉が。


加賀平野を縫うように走る手取川。
何度見ても心洗われる絶景です。
山頂に降り立つと空気がひんやりとしていて、すでに息が白かったです。

大荒れの天候でせっかくの紅葉も
週末には葉を落としてしまっているかもしれませんね。
もう少し長く、楽しめるとよいのですが。

(金澤編集部/田中佐和)

2012.11.13

あの町の人気蕎麦屋


ちょっと前のことになりますが、
神宮寺の蕎麦処『みや村』さんへ行ってきました。

昨年の小誌『金澤』の蕎麦特集でご紹介した際、
取材を担当したスタッフからその誠実な仕事ぶりを聞いて、
機会があったら是非行ってみよう! と思っていたお店。

主に広島産と福井産の玄蕎麦を仕入れ、
専用の保冷庫で保管。店内で丸抜きにし、
毎日必要な分だけ石臼挽きして打つ蕎麦は・・・

みずみずしくて美味。
天もり(1,360円)をいただいたのですが、
天ぷらもサクッと軽やかで、好印象でした。

この日は、お昼1時頃に伺ったのですが、売切れ寸前。
新しく蕎麦を打つために
いったん暖簾をしまおうとしていらっしゃるところで、
ギリギリいただくことができました。

私たちの後にも、次々と顔なじみのお客さんが訪れ、
残念そうに帰って行かれた様子・・・
界隈の方々に愛されているいいお店です。

【手打ちそば みや村】
金沢市神宮寺2-27-22
営業時間/11:00~15:00
お休み/火曜

小誌『金澤』の7月号・別冊付録「蕎麦日和」でもご紹介しています。

(金澤編集部:東 知愛子)

2012.11.09

珠洲のカフェと花屋さん。


以前、取材で珠洲の『舟あそび』さんに伺った際、
店主の舟見さんに「珠洲に新しいカフェが出来たから行ってみてね。」と
教えて頂き、早速その足でお邪魔しました。

『自家焙煎珈琲 鈴々堂』さん。若いご夫婦が7月にオープンなさったそうです。

珠洲市役所の通り、249号線沿いにあるのですが、控えめな雰囲気でうっかり見落としがちなのでご注意を。

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扉を開くと、「リンリンリン~」と鈴の音が。
珠洲だから鈴?だから「鈴々堂」?などとあれこれ妄想しながら、中へ。


入口にはグリーンや海外の民芸品のようなものが、雰囲気よく並んでいます。
また、古本販売も。
ラインナップを見ると旅好きな方なのかな?と感じます。
海外の民族楽器も置かれていたり、とっても面白そうなニオイがします。


店内は20席ないぐらい。こじんまりとした空間に、Jazzが流れていました。
壁面には店主の方が描いた素敵な鉛筆画が。
描かれているのは世界の諸民族。繊細だけども力強さも感じるタッチで描かれていました。

メニューはフードが少し(パスタ、ごはんもの、トースト各種)とデザートが4種、
その他、コーヒー、紅茶、中国茶、健康茶が多数。ドリンクが充実しています。
コーヒーは自家焙煎。なんでもフライパンを使って手作業で焙煎しているとか!


写真は本日の気まぐれパスタ+ドリンクセット 1,200円
パスタは紀州梅と鶏のささみでさっぱりと。
食後のコーヒーは深みがあって好きな味わい。美味しくいただきました。

のんびりとした「珠洲時間」を楽しめる空間です。

珠洲を訪れたら、ぜひ!

【自家焙煎珈琲 鈴々堂】
珠洲市上戸町北方3-89-3
TEL/0768-82-3360
営業時間/9:30~18:30

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もう一軒、『MOCCA』という花屋さんも
珠洲出身の若い男性店主が昨年オープンしたお店です。
東京で修業をされただけあって、個性的な花々が並んでいてとてもおしゃれ。
「花は喋らないけれど、そこにあるだけで美しい」という
意味から「黙花」—「MOCCA」と名付けたそうですよ!

【MOCCA】
珠洲市上戸町北方2−155

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-

都会へ出ていく人達も少なくない一方で、『鈴々堂』さんや『MOCCA』さんのように
色々な土地で力をつけて、再び生まれ育った地に戻ってきているお話を聞き、
珠洲という土地がますます魅力的に感じたのでした。

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(編集部/佐々木美絵)

2012.11.08

「糀パーティー」におじゃましました。


先日、金沢市大野にある『ヤマト醤油味噌』の「百年蔵」で開催された
「ヤマト糀部」の「糀パーティー」に参加させていただきました。

「ヤマト糀部」は昨年11月に発足。
「目指せ! 発酵食美人!」を目標に、
「毎日、発酵食を取り入れ、美と健康を追求する」ことを使命とし、
12名の奥様方が麹料理研究家の小紺有花さんの指導のもと、
1年間にわたり、発酵食料理を学ぶというものです。


この日は部員の卒業式でもあり、
パーティーの冒頭では『ヤマト醤油味噌』の山本社長によって
部員一人ひとりに「発酵食美人証明証」が手渡されました。
「麹で減量に成功した」「肌の調子がよくなった」「お通じがよくなった」などなど、
部員のみなさんの発酵食生活についてのコメントが印象的でした。


コーチの小紺さん。
「今日は麹の福をいっぱい、持って帰ってください」


部員のみなさんが一年の成果を発揮し、
麹や甘酒を使った料理を振る舞ってくださいました。
サラダにお肉料理、ちらし寿司、パスタ、ホワイトスープにデザートまで。
もちろん、全部に麹や甘酒が使われています。
この日使われたのは
「辛口糀」「塩糀」「醤糀」「玄米あまざけ」「オーガニック玄米あまざけ」「オーガニック白あまざけ」。


野菜のピューレと塩麹、豆乳だけで作った「ホワイトスープ」、
「醤糀」に漬け込むことでやわらかく仕上がったローストポークなど。

麹と甘酒って、こんなにいろんなメニューで楽しめるんですね!

たっぷりいただきましたが、麹効果か、胃もたれせず、軽い食後感。
でも、しっかり食べた満足感もある。
また、自然な素材の甘味がすっと体に沁みるようで、体が喜ぶ感じも。

体にいいことづくめの発酵食、ますます気になってきました!
糀部のレシピ本は『ヤマト醤油味噌』のショップ「ひしほ蔵」で購入できます。
また、この日の会場となった「百年蔵」は発酵食美人食堂としても営業しており、
麹や甘酒を使ったランチもいただけます。
(要予約。営業日もHPhttp://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/で確認を)

発酵食周辺は、これからもいろいろと動きがありそうです。
来年1月15日(火)からは「発酵食大学」なるものも開校するとか。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。→http://hakkoushoku.jp
体験学習も交えながらの楽しい授業になりそうです。

(編集部/田中佐和)

2012.11.06

炉開きと善哉


昨日は、11月最初のお茶のお稽古日。
炉開きでした。
〈茶人の正月〉ともいわれる節目の日。
風炉から炉に変わると、一段と静謐な空気を感じます。
心地よい緊張感を覚え、一年のお稽古の中でも好きな日です。

好きな理由は、もう一つ。
炉開きのお祝いに・・・と
先生がふるまって下さるぜんざい(善哉)。

甘すぎず、本当にいいお味。
今年は丹波の小豆に、
栢野大杉茶屋(山中温泉)の草だんご。
手摘みのよもぎを惜しみなくつき込んだお団子は、
柔らかくて香りがよく、思わず笑顔がこぼれます。

清新な雰囲気でのお稽古に、心温まる味。
最近慌ただしくしていたのですが、
心からリフレッシュでき、ゆとりを取り戻すことができました。
忙しい時ほど、大切なこのひととき。
また一年、稽古に励みたいと思います。

(金澤編集部:東 知愛子)

2012.11.03

ワインで楽しむ秋の収穫祭。


今日の金沢はあいにくの雨ですが、
恵みの秋にふさわしい、素敵なイベントのご案内が届きました。

以前、こちらでもご紹介した
富山湾を見下ろす農園とカフェ、ギャラリー、ショップ、
ワイナリーを擁する氷見『SAYS FARM』で
11月18日(日)に収穫祭が開催されます。

「1日だけのワイナリーバル」をテーマに、この日だけワイナリーを開放。
氷見の豊かな食材も満喫できるおつまみと、
『SAYS FARM』の2011年リリースのワインやシードルを
グラスで楽しめるというものです。
この日のスペシャルとして、今年仕込んだシャルドネヌーボーも登場するとか。
『SAYS FARM』は「メルロ2011」が国産ワインコンクールで奨励賞を受賞。
これからますます期待したいワイナリーの一つです。
さらに、

農園ではこんなかわいい山羊が草を食んでいる姿が眺められたり、
何よりこの絶景!

すみません、この日はちょっと曇っていたのですが、左手に富山湾と街並みを、

右手には山々が見渡せます。
晴れた日の眺望は本当に素晴らしく、運が良ければ立山も眺められます。
ワインのおいしさが倍増する風景もぜひ、ご堪能ください。

イベント詳細はこちら↓

▼SAYS FARM 2012 HARVEST FESTIVAL

日時:11月18日(日)11:00~16:00 ※雨天決行

会場:SAYS FARM ワイナリー棟敷地内 (氷見市余川字北山238) ※当日のカフェ、ショップはお休み。

参加チケット:大人3,500円(収穫祭オリジナルグラス、収穫祭限定ラベルワイン・白/非売品1本含む)
※前売り券購入の方とSAYS FARM会員はシャルドネヌーヴォー1杯もつきます。
子供1,500円(収穫祭オリジナルグラス、お食事券1,000円分、ソフトドリンク1杯含む)
※未成年対象。小学生未満は無料。

メニュー:ワイン1杯500円、お料理300円~各種(魚介の燻製、チーズプレート、生ハム、セイズファームのワインぶどうの酵母を使ったパンなど)
※ソフトドリンクあり。

11日(日)まで電話にてチケット予約可能(チケットの受取は当日会場で)。
TEL:0766-72-8288 SAYS FARMまで(11:00~19:00 木曜休み)

チケット販売店:SAYS FARM(氷見市余川字北山238/TEL:0766-72-8288)
つりや(氷見市北大町25-5 ひみ番屋街内/TEL:0766-54-0809)
クオーレ(富山市西町8-2/TEL:076-493-2418)
フロレゾン(高岡市御旅屋町桐木町30-1/TEL:0766-54-5851)

各種お問い合わせ:SAYS FARM TEL:0766-72-8288(11:00~19:00 木曜休み)

このほか、
氷見にはこの10月に、
立ち寄り温泉も楽しめる氷見漁港場外市場「ひみ番屋街」も誕生したばかり。
周辺にも気になるニュースが満載です。
高速道路で金沢からちょうど1時間くらいと意外に近いのと、
11時スタートなので、金沢からでも夕方には帰路につけます。
ノンアルコールでも十分楽しめるイベントになりそうです。
ぜひ、頼もしい運転手さんと一緒に、おでかけください。

(編集部/田中佐和)


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