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金澤編集部ブログ

金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。
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2012.02.27

@福井・浜町


この2月は「金澤」の取材で福井を何度も訪ねました。
主に「浜町」と呼ばれる幸橋から九十九橋間の足羽川右岸を取材したのですが、ここはかつての旧料亭街。
なかなか興味深い歴史や文化がそこかしこに残っていて、楽しませてもらいました。

この町に古い旅館の1階部分をリノベーションした『浜町 日々』という名のラウンジがあります。
ママは芸妓さんで、他にも4名の芸妓さんがスタッフとして常駐しています。
そして店内奥には何と舞台が設えられていて、毎夜、芸妓さんの芸が披露されています。
お座敷気分が味わえて、チャーミングなスタッフと楽しい会話が楽しめて、それで飲み放題で9,000円(1プライス・システム)という、ちょっと信じがたいお店です。

取材時は、カメラマンのH氏がいつになくリラックス・モードで、コーヒーをいただきながら、大いに盛り上がりました。
この『日々』他、浜町の魅力はちょっと先ですが『金澤』4月号で紹介します。
それまでは3月号(パン&コーヒー特集号)でお楽しみください。

(編集部/若林)

2012.02.23

桜餅、満開!


今日の雨も手伝って、ずいぶんと解けた雪ですが、
日曜はまた雪の予報。

そんな中、和菓子屋さんの店頭にはひと足はやい春が。

そう、桜餅です。

こちらは、月刊金澤4月号の撮影のために、
金沢市内の和菓子店さんにご協力をいただきました。

ひと口に桜餅と言っても、店々にそれぞれ異なる佇まい。

道明寺の関西風のものもあれば、関東風のものも。
中も、こしあんあり、粒あんあり……

桜餅ひとつにも、いろんなストーリーがありました。

続きは、4月号でお楽しみください。

(編集部 品川)

2012.02.22

大人になってわかったこと。


ようやく春が近づいたような気持ちのよいお天気でしたね。
桜や梅の枝もほんのり色づきはじめていて

なんだかうれしくなりました。

今日は、増泉の着物リサイクルショップ『凛凛』へ。
古い遊郭を丁寧にリフォームしてある店内では
お手頃価格でレトロな着物や帯が手に入るだけでなく、
ちゃぶ台のある和カフェスペースで
おいしい和菓子とお抹茶もいただけます。
ショートカットが素敵な店主の高科さんのお人柄にも惹かれて
個人的にも訪れるのが楽しみな一軒です。

玄関の扉を開けると迎えてくれたのは、
こんなに愛らしいひな人形でした。

↓2階のギャラリーにも別のひな人形が。

まるまるとした頬に思わず触れたくなります。

↓こちらはなんとも端正なお顔立ち。

和菓子店には色鮮やかな金花糖も。
金沢ならではの春の風景に、
つくづく、素敵な街に暮らしている幸せを感じます。

そういえば、ひな人形の愛らしさ、美しさにしみじみと感じいるようになったのは、

大人になってからのような気がします。

しかも、年を重ねるごとに。

なんだか不思議です。

色とりどりの春を先取りしながらの4月号、
いよいよ大詰めを迎えています。

3月号を楽しみながら、今しばらくお待ちくださいね。

●凛凛
金沢市増泉1-16-17 http://rinrin.jpn.com/

(編集部/田中佐和)

2012.02.17

いちご大福


高校時代、和菓子屋さんでアルバイトをしていました。

そこには、「よしもっちゃん」という愛称で親しまれている
熟練の職人さんがいて、季節の和菓子を作っておられました。
とても陽気な方で、よく演歌を唄いながら手を動かしていたものです。
タバタヨシオという演歌歌手の名前を、よしもっちゃんから無理矢理教えられました。

話が逸れましたが、よしもっちゃんが作るお菓子はとても綺麗で、
いろんなヘラや木型を使って和菓子を作る工程は見ていて飽きず、
よく眺めていました。上生菓子はもちろんですが、
私が楽しみにしていたのは大福づくりでした。
春はいちご、秋には栗を入れた大福。

よしもっちゃんはリズミカル(ちょっとコミカル)な動きで、
次々と大福を作り上げていきます。
ほちゃほちゃーっとした、作りたての大福がずらりと並んだ様子が好きでした。
あまりに美味しそうで、何度手を伸ばしたくなったことか。

そんな思い出も手伝ってか、この季節になると
いちご大福が楽しみで仕方ありません。

           ※

さて。今シーズン初のいちご大福は、東山の『月天心』さんの品をいただきました。

こしあんと白あんの2種類があります。(1個180円)
コロンとしたフォルムがなんともいえずいい表情。

やわらかいお餅の具合に、程よい甘みと酸味の瑞々しい苺、
餡子の優しい味わいとのバランスが抜群。
頬張った瞬間、思いっきり目尻が下がってしまいました。

「べにほっぺ」という品種の苺と、契約農家から仕入れた
もち米を使ったつきたてのお餅を使用しているということです。
丁寧に作られていることが伝わってくる、上品でやさしいお味でした。

月天心
住所/金沢市東山3-10-2
TEL/076-252-0287

いちご大福は2月末ごろまでだそうです。どうぞお早目に。

(編集部/佐々木美絵)

2012.02.16

にやり、にんまり。


このあいだ届いた鰤。

半身にプラスしてアラもついていたので、
まずは、ぶり大根にしました。

ややこしいことはせずとも、
醤油と素材をいちどきに圧力鍋に入れ、10分ほど加圧すれば、
それなりにおいしくなるのがうれしい一品。

旬の鰤と大根なればこそ、かもしれません。

蓋を開け、飴色になった大根を見て、にやり。
冷めて味が馴染んだ大根を食べて、にんまりでした。

ほかに、鍋に入れたり、鰤しゃぶ風にしたり、醤油に漬けて焼いたり。

そして、今年は塩糀にも漬けてみました。

何日かに分けて、塩糀に漬けた切り身を焼いていただきましたが、
日を追うごとに糀の熟成が進み、
鰤の味も深みを増していくのがよくわかりました。

塩糀も、時間が経つにつれ、鰤の旨みと脂を吸ってクリーミーに。
まるでチーズを思わせるようなその味わいに、
再び、にんまりしたのでした。

(編集部 品川)

2012.02.15

一人でこっそり通いたくなるカフェ。


20日(月)に発売される『金澤』が出来上がってきました。

掲載されているとあるお店をひと足お先に、
ほんの少しだけ、ご紹介しましょう。

マッキントッシュの大きなスピーカーから流れるのはバッハのオルガン曲。
大通りに面していることを忘れる荘厳な雰囲気に最初は驚くのですが、
バッハに聴き入っているうちに
なんとも言えない安らぎに満たされます。

少し見えづらいかもしれませんが、
このソファ、京都通の方ならピンとくるかも。
オーナーが京都在住時に通ったという
とある老舗喫茶店のものがモデルになっているそうですよ。


おすすめはブレンドハーブティー。

比較的、車通りの激しい通りに面していますが、
意外と見過ごしてしまいそうな場所にある
金沢市元菊町の『かふぇ●●』。
その昔、この場所は『映画館』という名の喫茶店だったそうで、
女優のポートレイトが飾られていたとか。
そんなエピソードも、素敵な
まさに「一人でこっそり通いたくなるお店」でした。
「●●」の答えはこの中に↓

パンとコーヒーを特集しています!
誌面からパンとコーヒーのいい香りが伝わればと思います。
お楽しみに。

(金澤編集部/田中佐和)

2012.02.14

広島くいしん坊日記_1


先日、広島へ行ってきました。
初めての広島。
厳島神社や平和記念資料館と並んで、
いえ、それ以上に旅の目的としていたのが、瀬戸内の魚介です。

1日目の夜は、前もって地元の方に教えていただいた居酒屋『なわない』さんへ。
銀山町という繁華街にあるのですが、
奥まったビルの地下にあり、まさに隠れ家のよう。

初めてなら、間違いなく迷ってしまいます。

店内は、会社帰りの地元のお客さんで満席。
予約しておいて正解でした。

料理は黒板メニューから、地物の魚介を中心にチョイス。
まずは刺身です。
見慣れない「ヨナキ」という文字が気になり、ご主人に尋ねると、貝とのこと。
貝類は大好きなので、この「ヨナキ」と広島名物の小イワシ、地アジの三種盛りにしてもらいました。

手前が「ヨナキ」です。
あれ? と思った方も多いはず。
そうです。見た目も味も、どうやらこちらで言う「アカニシ」のようです。
初体験の小イワシの刺身は、生姜醤油でいただきました。
どれも新鮮で美味。
ビールもそこそこに、地酒(銘柄は確か、龍勢)をオーダー。
ついつい、というより、どんどん進んでしまいます・・・

そして、広島で外せないのが牡蠣料理。

↑ ぷりぷりの食感と旨みにつられ、おかわりした「カキ酢」。


↑ ふっくらジューシーで、こちらもおかわりしたかった「カキの天ぷら」。

小イワシは、天ぷらでもいただきました。

肉厚ながらサクッとした食感、ほんのり感じる魚の甘みがたまらず、
この一品のために、翌日も足を運びたい! と思ったくらいです。

この流れでは、牡蠣と小イワシしか食べてないようですが、
他にも穴子や広島菜漬なども・・・・・・

年季の入った店内、隣席との間はやや狭いのですが、
何となく居心地がよく、あっという間に3時間が経っていました。
金沢にも魅力的な居酒屋がたくさんありますが、
こちらも負けず劣らず、です。

くいしん坊としては、
飲食店選びがアタリだと、その旅の半分以上は成功。
到着から数時間で早くも、広島が好きになっていました。

――来週につづく。

【なわない】
広島県広島市中区銀山町12-10 藤観ビル地下1階

(金澤編集部:東 知愛子)

2012.02.13

四十からの子育て(5)


先日、息子と裏庭に積もった雪山に向かって連れションを楽しんだ。
男の醍醐味だ。
適当に放水(尿)している息子に対し、わたしはアンパンマンでも描いて父の凄さを見せつけようと試みたが、
あいにく内蔵量不足で鼻の途中で挫折した。これには2人で大いに笑った。
「何がそんなに可笑しいんだか」と嫁に冷たい視線を投げかけられたが、女にはわからんことだと、また2人で笑った。

ところで男の性として、そこに目標物があると狙いたくなるものである。
その心理を利用したのが、オランダのスキポール空港のトイレ。
ここの男性用便器(小用)の中心部あたりには、実物大のリアルなハエの絵が描かれている。
狙いが定まらず、便器の周囲を汚す利用客に、何とかしてトイレをきれいに使ってもらいたいと考えた末のアイデアが、このハエだった。
実際、便器にハエを描いて以来、ハミ出した汚れが激減したというのは有名な話である。

4歳の息子は、まだまだ狙いが定まらないようである。
便器を汚すこともしばしばだ。
まずは目標物を定めなさいと、父として一言、助言してみた冬の一日であった。

※これが名高い「スキポール空港」のトイレ。

(編集部/若林)

2012.02.10

金沢の冬景色あれこれ


東京から遊びに来てくれた友人を連れて、金沢案内してきました。
積雪の多さに難儀しながらも、初めて見る融雪装置に驚いたり、
雪玉を作ってはしゃいだり、雪上に残った鳥の足跡に感動したり。
そんな友人の姿を見ていると、私にとってはいささかうんざり気味だった雪も
新鮮に感じられて、いいものだなと思えたひと時でした。

金沢案内は半日だけでしたので、
近江町市場→主計町→ひがし茶屋街→金沢21世紀美術館→兼六園
という順序で、市内中心部をぐるりと回ってきました。

兼六園はちょうどライトアップがされている日。
私自身、冬の兼六園に行くのは初めてです。

こちらはライトアップされた唐崎松。
煌びやかな黄金色に彩られていて、とっても美しかったです。
どこか金箔を想像させる、雅な雰囲気ですよね。
冷え込んで澄んだ空気の中、素晴らしい風景を堪能することができました。
行ってよかった!

なお、本日 2/10(金)から12(日)の間も
ライトアップをされているそうですので、是非一度足を運んでみてください。

最後に、この日見た冬景色のおまけです。
きびしい寒さの中、こうした風景に出合うと心が温まりますね。


↑金沢城にて。利家公をモチーフにした雪だるま


↑香林坊にある町家を活かした居酒屋『らくや』さんの出汁巻きたまご

(金澤編集部/佐々木美絵)

2012.02.09

幸せを運ぶパン


奥能登へ行った折に
何かと立ち寄ってしまうスーパー『どんたく穴水店』。

能登有料道路をおりてすぐという立地が便利
かつ、能登の産物も揃っていて、
ちょっとしたお土産を求めるのにもおすすめです。

先日、そこで出合ったのがこれ。

珠洲にあるパン屋さん『古川商店』の「冷やしくりーむぱん」。

能登大納言をはじめ、能登の栗や能登の柚子など、
クリームに地元の素材を使ったパンです。

店頭に並ぶたくさんの商品の中にあって、
手作りの味わいを感じさせる素朴なラベルと、
ハンバーガーを思わせるパッケージが目をひきました。

ふんわりとしたパンの生地に、軽やかなクリームがたっぷり。
クリームがこってりしすぎず、甘すぎず、
さっぱりと食べやすいのが印象的です。

「豆乳」や「のとぐり」、「すずのおいも」など、
クリームの味もそれぞれに個性があって楽しい。

ふんわり、軽い、その食感に気持ちまでやさしくなります。

ちなみに、このパンは
金沢の『どんたく西南部店』にも入荷することがある
との情報を耳にしました。

ひとくち味わえば、幸せになること請け合いです。

(編集部 品川)

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