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金澤編集部ブログ

金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。
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2011.09.30

水のある街


外を歩くと、わずかに金木犀の香りが漂っていました。
秋ですね。

昨日までの晴天とはうって変わって、今日はあいにくの雨模様。
しとしとと降り続いていますが、
不思議なことに、金沢の街は雨もよく似合う風情があります。

しっとりとした感じを特に印象づけているのは、金沢の
市内を流れる「水」のある風景ではないでしょうか。

金沢に流れる犀川と浅野川。そして、それを水源とする55の用水。
その他にも小さな河川や湧水などなど。
金沢のあちこちで見られる水のある風景は、目も心も潤してくれます。

こちらは、先日、増泉の住宅街を歩いていた時に、
家と家の間を、すーっと流れていた水路です。

どこまで続いているのか分からないくらい先まである。
子供の頃ならば間違いなく歩いて行っていただろう魅惑の空間。

こちらは犀川。

毎朝、犀川沿いの道を使って通勤していますが、
この道で、季節が移り変わっていくのを感じます。

こちらは香林坊のせせらぎ通りを流れる鞍月用水。


せせらぎ通りには、さまざまな店が水に寄り添うように軒を連ねてます。
最近は新しいお店が次々とオープンするなど
ひそかな賑わいを見せています。

10月2日(日)にはここせせらぎ通りで「せせらぎ縁結びまつり」が行われるようです。
素敵な方々が出店されるようで気になりますね。→tippinさんのサイトで確認できます

流れる水が結ぶ縁。
そんな縁に引き寄せられるようにして、
水辺の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(編集部/佐々木美絵)

2011.09.29

朝日さんの梨


ここ数年、この季節に楽しみにしているもの。

舘山町にある『OHANA』を営む朝日さんの
果樹園で採れた梨です。品種は、秋月と南水。

朝日さんが、数年前から取り組む自然栽培で育った梨は、風味豊か。
単に瑞々しいだけでなく、しっかりとした味わいがあります。

ふわりと広がる香り、透明感のある甘さ……

初めていただいたとき、その味に感動したことをよく覚えています。
今では、梨を買うなら朝日さんのところで、と決めているほど。

ちなみに、自然栽培とは、あくまでざっくり簡単に言うと、
無農薬のみならず、無肥料で栽培する方法。

自然の力を最大限に生かした農法なのだそう。

近年、木村秋則さんのりんごでも注目を浴びています。

正確な定義等々、詳しいことはわかりませんが、
土に力があって植物も元気であれば、病気も寄せつけず、
農薬も肥料もいらない、ということなのだと私は理解しています。

よく考えてみれば、自然の野山の植物は、
手入れをせずとも育っていますよね。

朝日さんの果樹園では、
畑によっては、自然栽培に移行中というところもあるそうで、
その過程で、一旦実をつけなくなったり、葉が枯れたりするといった苦労もあるとのこと。
作り手である朝日さんの努力には、頭が下がります。

そんな過程を経て、収穫された梨は本当においしい!
常温で食べても、もちろん美味ですが、
「皮をむいて、冷蔵庫で冷やしておいたものを食べるといいですよ」と
教えていただいて以来、実践。

いくつもむいて冷蔵庫に入れ、スタンバイさせれば、
食後のデザートは完璧です。

時々、待ちきれなくなり、
おやつと称してつまみ食いすることもありますが。

梨のシーズンもあと少し。興味のある方は、お早めに。
『OHANA』にて販売されています。

(編集部 品川)

2011.09.28

稲刈り日和


好天に恵まれた三連休。
みなさんはどんなお休みを過ごされましたか?
わたしは実家の稲刈りに参戦しました。

青い空と黄金に輝く稲穂がきれい!
田んぼに降り立つと、
体にまとわりついていた邪気が青空に吸い込まれていくような気がしました。
空気がおいしい!
田植えと稲刈りの時期には毎回、
父方の親戚が集合するのですが、
今回は総勢約20名と過去最多をマーク。
下は2歳、上は約70歳まで。
大阪や名古屋に離れているいとこも駆け付け、
なんとも頼もしい精鋭(?)が揃いました。
昼食も大勢で食べるとおいしい!
実は、これが一番の楽しみだったりします。
いつの間にかすっかりバーベキューモードに・・・
台風が過ぎた後だったので
トラクターが入りにくいところもありましたが、
無事、終えることができました。
食べ物を作るということは、命を作るということ。
その現場にこうして少しでも触れられることにいつも感動します。
今から新米が待ち遠しいです。
(編集部/田中佐和)
2011.09.26

四十からの子育て(2)


週末、上の子の運動会がありました。これまで保護者参加競技はすべて嫁に任せてきましたが、今回は嫁が下の子を産んで間もないこともあり、私が出場することに。大トリの保護者対抗綱引きはこっそりと手を抜く予定だったのですが、ピストルの開始音を耳にした途端、年甲斐もなく大ハッスルしてしまい、いまだに背筋痛に悩まされています。結果はもちろん、勝ちました。それがせめてもの救いです。
保護者競技には祖父母参加の玉入れがあって、年齢的にも、体力的にも、どうやらこちらが合っていたようで、来年はまた嫁にバトンタッチ。玉入れが楽しそうでしたので、私は祖父母として参加しようと思っています。

育児は体力ですね。

※「金澤」10月号が発売中です。私は気に入った小説に出会うと、カフェの扉を開けたくなります。

(編集部/若林)

2011.09.22

ここはどこでしょう?


▼ヒント1

ギャラリーとセレクトショップを併設。

古い銀行跡を利用したお店です。重厚な扉の隠し金庫も見どころ(写真は入口の扉です)。


▼ヒント2

毎週末のように国内外のアーティストのジャズライブを開催。

写真はローズピアノですが、グランドピアノも置かれていますよ。


▼ヒント3

山代温泉温泉通りに面しています。昼はカフェ、夜はバーに。ラグジュアリーな空間が魅力です。


答えは発売中の月刊金澤最新号『カフェの扉をひらく理由』にあります。

三連休、加賀方面を散策される方はぜひ。

(編集部/田中佐和)

2011.09.20

カウンタービストロで微酔い機嫌


先日、久しぶりに里見町の『ビストロ高柳』へ。
この日はアラカルトでオーダー。

今の時季はやっぱり牡蠣!
でも、定番の生ハムと人参のサラダも外せない・・・・・・などと、
前菜の段階で早くも迷いに迷っていると、
見かねたシェフが「いいがにしてやる!」と、
ぶっきらぼうながら、愛情たっぷりに言って
出してくれたのが、こちらの盛り合わせ。

シンプルですが、どれも素材の旨みが丁寧に活かされていて、
ウットリしてしまいます。
お酒も進み、 ビールから白ワインへと自ずと駆け足に。

シェフとの会話も弾み、すっかりいい気分。
(寡黙で無愛想な印象のシェフですが、一旦話すと温かさが滲み出ます)
豚の煮込みや、鴨のコンフィなどもいただいたのですが、
撮りそびれてしまいました・・・

居心地のいいカウンター席。
ワインも手頃な価格からコストパフォーマンスがいいものが揃っており、
21時以降は、ワインバー的な使い方ができるのも魅力。
次回は、休日にランチがてら昼飲みもいいな、なんて思っています。

さて、本日は小誌『月刊金澤』10月号の発売日。
この号では、高柳さんにもご協力いただきました。

といっても、高柳さんのご紹介ではなく、
高柳さんのお気に入りのお店を、こっそりお教えいただいたのです。
詳細は、特集「本当は教えたくない この店、この味」をご覧ください。
人気店の料理人15名の方々が、秘蔵の行きつけを教えてくださっています。

巻頭特集には、石川のカフェの最新情報が満載! 保存版です!!

【ビストロ高柳】
金沢市里見町39

http://www.takayanagui.com/

(金澤編集部:東 知愛子)

2011.09.15

アップルミント


こちらは、先日の誕生日にいただいた花器。

金沢在住のガラス作家、井上美樹さんのものです。

この花器と対面して以来、うれしくて
最初に生けるのは何にしようかと、ずっと思案していました。

そんなある日、実家の前で目にしたアップルミント。

白くかわいらしい花が印象的で、最初に生けるのはこれ、と
少しわけてもらいました。

母、曰く「アップルミントってほんとに強いね~」。
ほんの少しだったものが、あっという間に増えたそうです。

その風情はまさに、繁茂という言葉がぴったりでした。

顔を近づけると青々とした香りが漂うミント。
最初は、あちこちに生けて楽しんでいたのですが、
いい香りなので、フレッシュハーブティーにしたら
おいしいのではと思いつき、実験。

葉や茎をポットに入れてお湯を注ぎ、
しばらく待って出来上がり。

ちゃんとハーブティーになりました。

そのままでは、ちょっと物足りないので、
リンゴジュースを程よく加えて氷を入れると、思いのほか爽やかなドリンクに。

リンゴの甘味にプラスされたミントのさっぱり感が涼やかでした。

9月とはいえ、残暑が厳しいここ数日。
暑い中に、清涼感を運んでくれる一杯でした。

(編集部 品川)

2011.09.14

犀川緑地、謎のオブジェの正体とは?


犀川大橋と桜橋の間の川べり。
何やらいつもと雰囲気が違います。

ほうき?
かまくら??
傘???
その正体は「金沢現代彫刻展」でした。
金沢美術工芸大学の彫刻専攻の学生らが実行委員を組織し、
「金沢市内を公的なギャラリーと考え、
一般市民の方々との交流を、
彫刻を通して図るために(リーフレットより)」2年に一度、開催されています。
全国の美術系大学からの出品も多く、
犀川緑地のほかにも金沢市庁舎や石川四高記念館、しいのき迎賓館などに
約130もの作品が展示されているそうです。
中でも興味を惹かれたのは
金沢美大2年・上田さんの作品「数えきれない悩み」。
これ、何だかわかりますか?
一つひとつをじっと見てみると、
なんとそれは、体育座りでうなだれる人の姿!
その数なんと約900体とか。
一つだけ「透明な人」がいるそうです。
わたしは見つけられなかったのですが、
探し出したらいいことありそうな気がしませんか?
そよ風が心地よく、
川音を聞きつつ学生たちの自由な感性に触れることができ、
また新たな金沢の魅力に触れた思いでした。
25日(日)まで開催しています。
(金澤編集部/田中佐和)
2011.09.13

蕎麦を求めてドライブ~白山麓編~


旧鶴来町から旧白峰村へと続く国道157号線周辺には、
「白山麓そば街道」と呼ばれるほど、
手打ち蕎麦のお店が数多く点在しています。

このそば街道にある一軒が、『そば道楽 みたき』。
ある人気ビストロのシェフのお気に入りと伺い、
(詳細は、9月20日発売の月刊金澤をご覧ください!)
早速、行ってみました。

いただいたのは、同店の看板メニュー「かき揚げおろし蕎麦」と「鴨おろし」。

ひとりでは食べきれないほど大きなかき揚げには、
幾種もの野菜が入っており、サクッとした食感も好印象。
鴨もジューシーで旨みがありました。

隣の方が注文していた「蕎麦ご飯」もおいしそうで、思わず追加。

窓の外にはこの時期、黄金色の田んぼが広がり、
白山の山々も目の保養に。気持ちが安らぎます。

食事の後は、これまたシェフに教わった通り、
日帰り湯を楽しむことにしました。
この日は抜けるような青空が爽快で、
ドライブがてらさらに足をのばし、白峰温泉の総湯まで。

近年リニューアルした館内は清潔感があり、
サウナや、山並みが間近に迫る露天風呂も備えられています。
天然温泉100%というお湯も柔らかく、大満足でした。

おいしい蕎麦をいただいて、温泉にのんびり浸かり、
ついでに綿ヶ滝にも立ち寄ってマイナスイオンを浴びる・・・
日常の忙しさから切り離されるお薦めのドライブコースです。

ちなみに・・・
現在発売中の月刊金澤には「白山麓そば街道」から
『草庵』さんや『蕎麦 山猫』さん、『花川』さんをご紹介しています。
こちらの蕎麦処もかなりお薦め! 詳細は本誌にて!

(金澤編集部:東 知愛子)

2011.09.09

昭和の面影が残る喫茶店


以前から気になっていた喫茶店があります。
金沢駅前、ホテル日航金沢さんの裏手、本町の路地に佇む『珈琲館長田亭』さん。

先日、ちょっと時間が空いたので、飛び込んでみました。

店内左側にはカウンター席、右側にはテーブル席が3つ。

ベロア地の椅子や古い時計など、昭和の面影が残る雰囲気です。

そして入口近くには電話ボックスが。(今は使われていません)

なんだか、「探偵物語」のワンシーンに出てきそうな雰囲気でした。

テーブル席に腰掛けてブレンドコーヒーを注文。
こんなことを言うと語弊があるかもしれませんが、昔ながらの喫茶店ではよく、煮つまった珈琲が出ることがありますよね。(そういう味わい深い感じ、個人的には嫌いじゃないです)

こちらはどうかな、と実は少しだけ疑っていたんですが、テーブル席で待っている間、カウンターの方から「ガーッ」と豆を挽いている音が。淹れたての珈琲だ、と嬉しくなりました。そりゃそうですよね、店名には「珈琲館」を冠しているのですから。すいませんでした。

滞在時間はほんの15分ほどでしたが、心地よいジャズが流れる中で美味しい珈琲を頂き、それ以上の時間を過ごしたような、ゆったりとした気分になりました。
開業から28年。素敵な女性オーナーが営む喫茶店です。

【珈琲館 長田亭】
金沢市本町2-18-32

(編集部/佐々木美絵)

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