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2017.02.21

お仕覆展と新ビストロを目指して片町へ。


金澤2016年10月号で取材をさせていただいた、お仕覆作家の小林和映さんから、
作品展のご案内をいただいたので先日、寄らせていただきました。

お茶入れやお茶碗、茶杓など茶道具にかけるお仕覆はおなじみですが、
小林さんは代々袋師だった家系の4代目として、
茶道具に留まらず、様々なアイテムのお仕覆を手がけてこられました。
マイセンのビアマグに一眼レフカメラ、バナナケース、本などなど。
小林さん、「水以外は何でも包める」とおっしゃるくらいで、
包むものの大きさも形状も多岐にわたりますが、お仕覆ですからすべてきっちりジャストサイズ、「そのもののための袋」を作られます。
完全オーダーメイドのため、一度仕上げたものは小林さんの手元に残らないので、
本来は集めて鑑賞することは難しいのですが、
今回は特別に、片町のプライベートゲストハウス『風と翼』のギャラリーにて、
現在進行中の作品も併せて、これまでに手掛けられたお仕覆の一部が展示されています。


一枚ずつ手描きされている百人一首を入れた箱のお仕覆。この百人一首は大隈重信の手に渡った記録も残る貴重なもの。
玉虫色のようなお仕覆の裂地は京都で何百年もの間保管されていた金箔を裂き、糸とともに織り込んで仕上げたのだとか。


ビルマ産の菱形の漆器。どんないびつな形でも空間をあまらせることなく、きっちりと裂地を纏わせます。
こちらの表地は彦根のビロードだそう。


お守り袋もお仕覆の一つ。肌触りのいい特別なタイシルクで包むのは、ベルリンの壁の破片。


現在、コーヒーカップ&ソーサーのお仕覆を制作中とのこと。左奥に見えるのは型紙。コーヒー豆の絵柄が楽しい裂地を使って。
包むものから発想して裂地を選ぶところから始まります。

小林さんの解説が興味深く(お道具も素晴らしいものばかりです)、お仕覆の世界の奥深さに引き込まれます。
企画展は3月31日(金)まで。訪問時はインターホンを押してくださいね。

●風と翼
金沢市片町2-32-18 TEL:(076)282-9552

※※
さて、『風と翼』から歩いて20歩くらいのところに、先頃ビストロ『PARIGOT(パリゴ)』がオープンしています。
ランチは1500円で前菜、メイン、デザート、それぞれ6、7種程から選べます。


前菜は鯖と新ジャガのサラダをチョイス。


メインは豚バラのコンフィをセレクトしました。ボリュームたっぷり! 自家製パンもおいしかったです。

休日にはワインやシャンパンとともに昼飲みランチを楽しみたいものです。
夜は2,500円のコースがベースになっているそうです。

詳細は本日発売の3月号のNew Spotページにも掲載されていますので、
そちらもぜひ、チェックしてみてくださいね。

●PARIGOT(パリゴ)
金沢市片町2-31-27 TEL:(076)254-1217

(編集部/田中佐和)

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