金沢倶楽部TOP金澤

金澤編集部ブログ

金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。

« | »

2011.02.21

とっておきの一冊


香林坊での取材の前に、109のシネモンドに立ち寄る。映画『森崎書店の日々』上映にあわせて、「オヨヨ書林」「あうん堂」「NYANCAFE-BOOKS」の3店がとっておきの映画関連本を置いた【出張ひとはこ古本市】をやっていると聞いていましたので。

さすがの品揃え(ぜひ、その目で実際に確かめてください)で、ガラス越しに並んだ背表紙を見ているだけでも楽しい。持っている本もあれば、ほしくても買えなかった本などもあって、映画に夢中になった若き日々を思い出す……。

ふと、自分なら何を置く――と考えてみる。「売る」「手放す」ことを前提にすると話は違ってくるのだけれど、単に「とっておき」の映画本を揃えるとすれば、第一に和田誠さんと山田宏一さんの共著、『たかが映画じゃないか』を外すわけにはいかない。いったい何度読み返したことか。まだビデオレンタルが始まる前、そして始まったところで1本1,000円以上もした時代にまるで銀幕に魅入るのと同じようにしてむさぼり読んだ1冊。紙は色褪せ、インデクッスの映画のタイトルの頭には実際に見た分は赤鉛筆で丸印がつけてあるなど、どのみち他人様に売れる代物ではないのだけれど、いまなおいつでも読めるように、常に枕元に置いてある。たぶん、絶版。

※和田誠さんのイラストを見るだけでも映画的興奮が味わえる。

(編集部/若林)

コメント & トラックバック

まだ投稿されたコメントはありません。

コメントフィード登録

コメント

コメントを記入する場合はログインしてください。


Copyright All right reserved KANAZAWA CLUB co.,ltd