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金沢倶楽部 月刊金澤-KANAZAWA STYLE- 知らないことが、いっぱいある。生活を豊かにする雑誌のチカラ。

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2011.06.27

コロンボ、逝く。


ピーター・フォークが亡くなった。享年83歳。ここ数年はアルツハイマー病に冒されていたと聞いていたので、ただただ静かな最期であったことを願うばかり。ご冥福をお祈りします。

ピーター・フォークといえば何より「刑事コロンボ」。90年代以降の新シリーズはほとんど未見ですが(正直、面白くなかった)、70年代の旧シリーズはすべて見ています。「?」な作品もなくはないのですが、おおむね楽しませていただきました。個人的なベスト5は以下の通り――

二枚のドガの絵 (犯人/ロス・マーティン)
別れのワイン (犯人/ドナルド・プレザンス)
歌声の消えた海 (犯人/ロバート・ヴォーン)
魔術師の幻想 (犯人/ジャック・キャシディ)
殺しの序曲 (犯人/セオドア・バイケル)

なかでも1作にしぼるとするなら『二枚のドガの絵』。犯人の憎らしさ、展開の速さ・巧みさ、ラストの鮮やかさ、どれをとっても素晴らしいの一言。ラストの余韻という点では『別れのワイン』も捨てがたい。

映画なら、盟友ジョン・カサヴェテスと組んだ作品群が忘れがたい。ジーナ・ローランズと夫婦を演じた『こわれゆく女』はシリアスな役柄。その内容の哀しさ故に、もう一度見たいような、見たくないような……。

日本での人気・知名度を考えれば、追悼番組もあるかもしれませんね。ピーター・フォークがシナトラやビング・クロスビーと歌で共演した、ミュージカル・コメディの傑作『七人の愚連隊』あたりをやれば面白いのに。

(編集部/若林)

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